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今日からできる防災「ローリングストック」で無理なく備えよう

今日からできる防災「ローリングストック」で無理なく備えよう

2026年10月14日 23:24

■普段の買い物や食事で、防災の備えができることをご存じですか?

「防災の備えは、何から始めればいいのだろう」と感じたことはありませんか。非常食を用意しても、賞味期限を確認し、その都度入れ替えることを負担に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、普段食べている食品を活用し、日々の買い物や食事の中で備蓄を続けられる「ローリングストック」の方法と、無理なく続けるためのポイントをご紹介します。


■そもそも「ローリングストック」とは?

ローリングストックとは、普段食べている食品を少し多めに買い置きし、古いものから使い、使った分を買い足していく備蓄の方法です。

「備える」→「食べる」→「買い足す」という流れを繰り返すことで、食品を消費しながら、一定量の備蓄を保つことができます。日常の食事に取り入れられるため、賞味期限切れによる食品の無駄を減らし、備蓄を続けやすいことが特徴です。


■どのくらい備えればよい?

食品の備蓄は、家族の人数に合わせて最低3日分、できれば1週間分を目安に用意しましょう。

災害時には、物流が止まったり、支援物資が届くまでに時間がかかったりすることがあります。ご家族の食事量や好みを踏まえ、少し余裕を持って備えておくことが大切です。

①食品は家族の人数と食事量に合わせて準備する

まずは、ご家族が普段どのような食品を、どのくらい食べているか確認してみましょう。

主食だけでなく、おかずになる食品も組み合わせておくと、災害時にも食事の選択肢を増やせます。

②水は1人1日3リットルを目安にする

飲料用と調理用を合わせて、水は1人1日あたり3リットルが目安です。

例えば、3人家族で3日分を備える場合は、27リットルが目安となります。ペットボトルの水を買い置きし、期限の近いものから使って補充すると、管理しやすくなります。

※必要な量は、ご家族の年齢や体調、季節などによって異なります。


■ローリングストックに向いている食品

常温で保存でき、普段の食事にも取り入れやすい食品がおすすめです。例えば、次のようなものがあります。

✓ レトルト食品:ごはん、カレー、おかゆなど
✓ 缶詰:魚、肉、豆、果物など
✓ 乾麺:うどん、そうめん、パスタなど
✓ フリーズドライ食品:みそ汁、スープなど

食品を選ぶ際は、保存期間だけでなく、調理に必要な水や熱源も確認しましょう。電気やガスが使えない場合に備えて、そのまま食べられる食品も用意しておくと安心です。

※常温保存ができるかどうかは、商品の表示を確認してください。


■無理なく続けるための3つのコツ

ローリングストックを続けるためには、普段の生活に取り入れやすい食品を選び、補充の習慣をつくることが大切です。

①賞味期限に余裕のある食品を選ぶ

買い置きする食品は、賞味期限に余裕のあるものを選びましょう。定期的にストックを確認し、期限が近いものを普段の食事に取り入れると、無駄を減らせます。

②普段から食べ慣れている食品を選ぶ

備蓄のために特別な食品ばかりをそろえると、日常では使いにくくなることがあります。

ご家族が普段から食べているものや、好みに合うものを選ぶと、自然に消費と補充を続けやすくなります。

③古いものから使い、使った分を補充する

先に買ったものから使う「先入れ先出し」を意識しましょう。

期限の近いものを手前に置くなど、収納方法を工夫すると管理しやすくなります。また、使った食品を買い物メモに書き加えると、補充忘れを防げます。


■食品以外にも応用できます

ローリングストックの考え方は、毎日使う日用品にも取り入れられます。

✓ ウェットティッシュ
✓ トイレットペーパー
✓ 乾電池
✓ ラップ

普段使うものを少し多めに持ち、使った分を補充することで、災害時の備えにつながります。

また、停電やガスの供給停止に備えて、カセットコンロと専用のガスボンベを用意しておくことも役立ちます。保管や使用の際は、製品に記載された注意事項を確認しましょう。


■ご家庭の備蓄を確認してみましょう

まずは、現在の買い置きを確認し、足りないものを少しずつ補っていきましょう。

✓ 家族の人数に合った食品と水があるか
✓ 普段から食べ慣れている食品を備えているか
✓ そのまま食べられる食品も用意しているか
✓ 賞味期限や保管場所を家族で共有しているか
✓ 使った分を買い足す習慣ができているか
✓ 日用品や調理に必要な道具も備えているか


■まとめ

ローリングストックは、普段使う食品や日用品を少し多めに備え、使った分を補充していく方法です。日々の買い物や食事に取り入れることで、無理なく災害への備えを続けられます。まずは、ご家族がよく食べる食品を少し多めに買うことから始めてみませんか。家族の人数や生活に合わせて、できることから備えを積み重ねていきましょう。

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